日光川到達立坑 作業所

愛知県一宮市の工事現場記録です。

圧入準備中

こんにちは!

日光川到達立坑作業所です👷‍♀️

 

8月にはいって日増しに暑くなっていますが、現場は元気に稼働中です。

 

そして、いよいよ圧入の準備に入りました。この大きな構造物を圧入していくには、人力や普通の機械では難しいので、特殊な機械を使って圧入していきます。

 

〇圧入方法

1.約8~9mの鉄桁を3段重ねて、圧入用の機材をアンカーとつなげられるように、鉄桁の端に設置します。

圧入用鉄桁

 

圧入用機材

 

2.圧入用機材の中に、赤いレンコンのような道具を挿入して、4月に下準備していたアンカーと繋げます。

圧入機材(グリッパーロッド)

圧入機材とアンカーがつながっている様子

四月に施工したアンカーの様子はこちらです。

アンカー - 日光川到達立坑作業所

アンカー完了 - 日光川到達立坑作業所

 

3.傾きをチェックしながら、土台の皿板を撤去します。

5月に施工した皿板の設置状況は、こんな感じです。

皿板 - 日光川到達立坑作業所

 

4.アンカーの反力を利用して、ドーナツ状の構造物を約6m圧入していきます。

   同時に、立坑内の残土を掘削して外に出していきます。

 

5.地下水が噴き出す可能性があるので、ある程度の深さまで到達したら、圧入しながら水を入れていきます。(この時も、残土掘削は同時に行います。)

 

6.地面と同じくらいまで圧入し、問題が無ければ完成です。

 

今日の時点では 3.の土台の皿板撤去を施工中です。

皿板撤去中

皿板は圧入時に邪魔になってしまうので撤去されますが、今までの刃口金物や型枠・鉄筋にコンクリートを施工時に支えてくれていた構造物ということで、感慨深いものがあります。

4月に施工したアンカーが4ヵ月経った今、活かされるのは伏線回収みたいですっきりしました。

型枠やコンクリート打設などでも傾きが無いか確認していましたが、圧入時は特に気にしなければならないので、緊張感が少し違いますね🙄

 

次はいよいよ圧入です!

 

近くのかたにはご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします👷‍♂️

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